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2014年09月16日
カテゴリ：夜尿･頻尿･遺尿
「1ヵ月前から時々熱が出て尿が臭くなるんです」
「ハナノド赤いですね」 「尿検査は？」 「白血球(3+)尿路感染症です」 「抗生剤処方してください」 1ヵ月前から時々発熱がありそのたびに尿に悪臭のある1才2ヵ月の女の子。37.2℃。 鼻粘膜と咽頭扁桃の発赤腫脹がありましたので、鼻汁培養と尿検査を行いました。 尿定性：糖(-)ﾋﾞﾘﾙﾋﾞﾝ(-)ｹﾄﾝ(-)比重1010潜血(-)pH7.0蛋白(-)ｳﾛﾋﾞﾘ0.1亜硝酸塩(-)WBC(3+) 尿培養：E.coli.(3+) AMPC/EM/CAM/CLDM/MINO(I)/ST/耐性 鼻汁培養：PISP(1+) EM/CAM/CLDM/MINO/耐性､Branhamella catarrhalis(1+) AMPC/CCL(I)/CLDM/耐性 鼻汁培養で肺炎球菌とカタル球菌。尿培養で大腸菌を認めました。バイ菌娘でした。 症状はフロモックス内服で良くなりました。 赤ん坊はカゼには強いがバイ菌には弱いです。 特に女の子は尿道が短いので膀胱炎になりやすいです。乳幼児膀胱炎、老人性膀胱炎、ハネムーン膀胱炎。弱るとバイ菌にやられます。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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