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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「ステロイドが効かないんです」
「ハナノド赤いですね」 「何なんでしょうか?」 「感染症です」 「犬じゃないんですね?」 「マイコプラズマ(+)です」 「受験までに間に合うでしょうか?」 「カビも(+)です」 「・・・」 1~3才に四肢発赤カサカサ、中3から首・四肢・体部発赤ガサガサAD、高3の7月から顔の発赤ガサガサジクジク腫脹掻痒のある18才の女性・雑種犬1名。近医でステロイドが効かなくなったので亀クリを受診しました。37.6℃、便1回/2日。 18才4ヵ月:IgE:43、犬<0.10 顔の浮腫とガサガサ落屑・口唇浮腫・眼瞼浮腫・鼻粘膜の強い腫脹充血と軽度咽頭扁桃腫脹>四肢のガサガサを認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 18才5ヵ月:IgE:60、マラセチア2(1.55)、ピティロスポリウム2(1.41)、カビ0.21、イネ科・ブタクサ・シラカンバ・杉・ダニ・蛾・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC2739 もともとのアトピーは軽症だったものが、年余にわたる漫然としたステロイド塗布により、皮膚の免疫力が弱り、とうとうカビが生え、マイコプラズマにまでやられてしまったのでした。恐い恐い。 受験生なので、とりあえず、MINO+デカドロン+タチオン+VC 点滴+AZM+テルビナフィン+オロパタジン+桃核承気湯内服+強酸性水消毒+保湿開始。今後カビ軟膏とバイ菌軟膏はいろいろ試す予定です。 受験生なのでス剤も急にやめられないしね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月03日 11時35分38秒
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