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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2014年12月09日
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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「TELLL解熱剤が2つ処方されてます」
「坐剤と細粒を処方しました」
「同時に2つは処方できません!」
「え?・えええ?・え?」
「解熱剤は同時処方はできません!!」
「親には同じものを状況で使い分けるように説明してありますが」
「できません!!!」
「今まで通ってますのでそのまま出してください」
「<`ヘ´>」
 1週間前から鼻汁・鼻閉・咳嗽のある1才0ヵ月の女の子。今朝から熱39.5℃があり受診しました。来院時39.7℃。
 鼻粘膜および咽頭扁桃の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、インフルエンザ抗原(-)、RSV(-)、でした。鼻汁培養(肺炎球菌とカタル球菌を検出:PSSP(1+)KM/GM/EM/CAM/MINO/耐性、Branhamella catarrhalis(1+)AMPC/CCL(I)/CLDM/耐性)のうえ、抗生剤CDTR-PIとムコダイン+オノンを処方したら、解熱剤も欲しいということでしたので「低体温と喘息が副作用」であることと「同じ100mgのカロナール細粒とアルピニー坐剤」を状態によって使い分けるように説明して帰しました。
 と思ったらスギ薬局様の薬剤師様からお叱りの電話「坐剤と細粒は同時処方はできない」とのご指摘でした。
 知りませんでした。恐い恐い。
 え?なぜ同じものを違う剤系で処方するのかって?
 普通の小児科医はお尻が大好きですので坐剤を処方します。
 毒多ぁはお尻は大嫌いですので、ほかの医院の患者さんの坐剤に加え、片っ端からシロップや細粒や錠剤を処方してます。2才過ぎるとトラウマになるよね。肛門異物。恐い恐い。





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最終更新日  2015年01月03日 02時24分15秒
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