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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2015年03月23日
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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「治らなければ花粉症って言われました」
「喘鳴が聞こえます」
「花粉症ではないんですか?」
「喘息にペリアクチンはよけい悪化します」
「痰とって下さい」
 2週間前から咳と痰のある生後4ヵ月の男の子。母AD喘息花粉症既往。
 ムコダイン+ペリアクチンを処方され、治らなければ他所にかかれと言われ、亀クリに来ました。36.7℃
 鼻粘膜の腫脹充血と吸気時に喘鳴を認めましたので、検査しましたが、RSV(-)インフルエンザ抗原(-)、鼻汁培養:Branhamella catarrhalis(2+)、PSSP(2+)
 メプチン吸入で呼吸音はやや改善しましたが、完全には消失しません。鼻腔吸引で鼻汁・痰が多量に取れました。呼吸音もきれいになりました。
 念のために、CDTR-PI+プランルカスト+プルスマリンA内服処方したら全快しました。
 ペリアクチンは強力な抗ヒスタミン剤で、咳洟痰をピタッと止めますので、ジジババは大変喜びます。そのかわり、病原体はたまって長引きます。また、強力な(LSDと同等の)抗セロトニン作用がありますので、爆睡します。おとなしくなって、ジジババは大変喜びます。そのかわり、セロトニン(キレやすい子では低下)は、情緒に関する大切なホルモンですので、注意が必要です。
 今回は、ペリアクチンで肺炎球菌性気管支炎を止めただけで長引かせてしまったのでした。恐い恐い。





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最終更新日  2015年04月22日 01時27分01秒
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