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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「ステロイド塗ってるんです><」
「AD+皮膚感染症・トビヒですね」 「ステロイドやめられないでしょうか?」 「とりあえず殺菌消毒してス剤減らしましょう」 妊娠中珈琲とチョコにはまり、生後1ヵ月から顔・四肢に発赤ブツブツガサガサにリンデロン(strong)を塗っている生後3ヵ月の男の子。母乳・両親鼻炎花粉症。 強力なステロイド塗布に不安を感じて受診しました。 鼻粘膜ほ腫脹充血と咽頭扁桃の腫大を認め、どう診てもAD+皮膚感染症でしたので、鼻汁培養:Branhamella catarrhalis(1+)、MSSA(1+)、H.influenzae(1+) CDTR-PI+ザジテン+ムコダイン内服、強酸性水消毒+NSAIDs軟膏3種類(スタデルム、デルマクリン、スルプロチン)とstrong(リンデロン)の5倍弱いmedium3種類(キンダベート、アルメタ、ロコイド)試しに処方し「合うもの探してね」「その後薄めるね」という作戦にしました。 結局、ブドウ球菌専用のフシジンレオ軟膏と、相性の良かったロコイド10g+スルプロチン10g(2倍希釈)処方し、今後2倍⇒3倍⇒5倍⇒10倍と希釈していく予定です。 母が少し賢くなれば、除去食+インタール、ラベンダー軟膏。なども出てくるかもしれません。恐い恐い。 AD+皮膚感染症+強力リンデロン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月23日 08時16分32秒
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