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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「これはモーラス皮膚炎ですね」
「試合に出られるようにしてください」 「軟膏処方します」 「日光に当たったら全身に蕁麻疹が出ました」 「ミミハナノド赤いですね」 「何なんでしょう」 「マイコプラズマ(+)です」 2週間前に右下腿に湿布薬を貼ったら真っ赤になった13才の庭球部の女の子。 リンデロン軟膏を塗っても良くならず、顔・四肢に蕁麻疹が出るようになったので、再受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)溶連菌迅速(-)でした。 13才10ヵ月:IgE:93、HD・イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・杉・ダニ・猫・犬・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、MINO+デカドロン+タチオン点滴+AZM+アレグラ内服で良くなりました。 テニス部vs日光vsモーラス湿布。恐い恐い。 モーラス皮膚炎 リンデロン塗布+感染で悪化~その後ラベンダー軟膏で改善 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月20日 01時26分06秒
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