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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「TELLLビオフェルミンRですが」
「はい?」 「保険が通りません」 「普通のビオフェルミンにかえてください」 前夜21時から嘔吐8回・下痢1回あった、2才の男の子。36.7℃ 膿性鼻閉と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、鼻汁培養のうえ、FOM+ビオフェルミンRを処方しましたが、スギ薬局様から「ビオフェルミンRは保険が通りません」とお叱りのお電話がありました。 2才4ヵ月:鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、PSSP(1+)、H.influenzae(1+) 意味不明でしたが、日本薬剤師界の頂点に君臨する「スギ薬局様」に逆らうことはできません。普通のビオフェルミンに変更させていただきました。 念のために、ビオフェルミンRの添付文書を調べてみました。 下記抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善。 ペニシリン系、セファロスポリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ナリジクス酸 確かに、FOMは書いてありませんでした。 さすがに薬剤師界の最高峰!スギ薬局薬剤師!。勉強になります。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月04日 23時48分16秒
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