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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「痛くて痒いので何とかしてください」
「ハナミミノド赤いですね」 「デルモべート効かないんです」 「最強strongestですね」 「来週の沖縄修学旅行に間に合わせたいんですが」 「点滴します」 小児期にAD・鼻炎・喘息のあった24才の男性。5年前からデルモベート(最強strongest塗布)中。母AD。 今春4月頃から皮膚の発赤ガサガサジクジクが良くならないので、亀クリを受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭発赤と、全身の発赤ガサガサ一部びらんを認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)溶連菌迅速(-)でした。 24才1ヵ月:IgE:87、杉4(31.2)、黄色ブドウ球菌2(1.63)、穀物1(0.45)、カビ0.28、マラセチア・ピティロスポリウム・ブタクサ・ダニ・イネ科・食物<0.10、TARC:401、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) AD+皮膚感染症(ステロイド皮膚症)と思われましたので、MINO+タチオン+デカドロン点滴+AZM内服+強酸性水消毒+テラコートリル+フシジンレオ塗布としました。 え?、何で急ぐのかって?、修学旅行の付き添い(指導)の教員のようです。恐い恐い。 AD+皮膚感染症(ステロイド皮膚症) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月01日 01時08分54秒
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