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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「3ヵ月前から発赤ガサガサが治らないんです」
「これはトビヒですね」 「リンデロン軟膏が効かないんです」 「抗生剤が必要です」 「検査してください」 「溶連菌(-)マイコ(+)です」 生後から、乳児湿疹・鼻炎・気管支炎で点滴テープ部位に発赤びらんのあったG市の9才の男の子。両親鼻炎。 生後11ヵ月:IgE:12、ダニ・HD・卵白・ミルク・小麦・大豆≦0.34 3ヵ月以上前から、四肢・体部に大型貨幣状湿疹が多数あり、リンデロンを塗っても良くならないので、亀クリを受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しました。 9才9ヵ月::IgE:19、ダニ・HD・杉・イネ科・ブタクサ・蛾・カビ・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌・モールドチーズ<0.10、TARC:331、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、マイコプラズマ抗原(±)、溶連菌迅速(-)、CRP<0.05、WBC4410(Baso0.9、Eos3.6、Lym57.4、Mono4.1、Neut34.0) 症状は、AZM+タリオン内服+強酸性水消毒+ラベンダー+テラ・コートリル+フシジンレオ塗布で、良くなってしまいました。 ブドウ球菌性トビヒと溶連菌性とマイコプラズマによるトビヒでは、薬が違います。恐い恐い。 トビヒにリンデロン塗布3ヵ月! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月31日 22時24分55秒
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