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カテゴリ:薬物・薬効・薬害
「膝の手術後真っ赤なんです」
「カビっぽいですね」 「カビ軟膏効かないんです」 「人相の悪いカビですね」 「風邪ひいたら悪化しました」 2年半前に左膝関節に人工関節置換術後から、左膝の皮膚炎が治らない78才の女性。10年前甲状腺術後。孫AD(IgE147、ダニ4、HD4杉1)。検査希望で亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認め、孫がADなので、AD+皮膚感染症カビ?を疑い検査しましたが。 77才4ヵ月:IgE:117、杉3(8.83)、シラカンバ0.31、イネ科0.20、ブタクサ・ダニ・HD・カビ・マラセチア・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC278不明でした。 人工関節の金属を指摘されましたが、 77才7ヵ月:パッチテスト:亜鉛・(++)、金・パラジウム・ホルマリン・(+)、銅・錫・コバルト・(?+)、銀・水銀・クロム・ニッケル・白金・鉄・フェノール・コールタール・(-) 不明でした。 3日前から鼻汁・咳嗽・喘鳴・蕎麦で嘔吐あり、左膝の皮膚炎もイボがえる状態になって、久しぶりに受診しましたが36.5℃、 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査のうえ、MINO点滴させていただきました。 78才11ヵ月:IgE:208、杉4(22.7)、トリコフィトン3(5.23)、ヒノキ3(5.86)、イネ科1(0.42)、カビ0.12、蛾0.10、小麦0.10、ダニ・HD・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC1160、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状はMINO+タチオン+デカドロン点滴→AZM+イトラコナゾール内服+ケトパミン→ゼフナート塗布で、良くなってしまいました。 質の悪い南部原産のカビ・トリコフィトンをステロイド軟膏で増やし、今回はマイコプラズマとのダブルパンチだったようです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年11月24日 01時26分25秒
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