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カテゴリ:医者稼業
3日前の日曜日、ワタシが日直だった日は町長選挙&町議会議員選挙でした。既に先週から地域ぐるみで盛り上がっており、投票率は80%ナンボ、90%近いものだったそうです。ということは、意識があって書字が可能な有権者は全て投票したと考えられます。おそらくインフルエンザで発熱しているようなヒトもマスクをはめて投票所にやって来たはず。ということは、中2日で、今日辺りから、投票所でもらったインフルエンザを発症するヒトがかなり出るだろう。と予想していました。残念ながら、予想は的中。迅速診断キットで陽性だった3人にはタミフルと症状に合わせた漢方薬、うがい薬を処方しました。5日間は、家にひきこもってヒトに会わないで。特に熱が下がってから一両日は、まだウイルスをばらまいているのですからね。とお願いします。困ったことに、昨年末に予防注射をしたはずのヒトもやって来ました。熱は37 ℃台とやや低めでしたが、鼻水にはウイルスが出ている反応あり。もしかして、厚労省の予測は今年も外れたのかも。まあ、ワクチンの有効率は1回接種で60%、2回接種で70%ですから、たまたま運が悪かっただけかも。インフルエンザの流行期には、むやみにヒトが集まるイベントは無い方が嬉しいのですがね。
100人ほどの集団内でインフルエンザの流行が起こる始まりは、3日おきにボンと高い熱を出すヒトが3,4人ずつというパターンです。その内にネズミ算状態に陥って大量発生していくと、中休みの日がはっきりしなくなっていくのです。タミフルのおかげで、大流行になりにくい社会条件になりつつありますが、とにかくヒトに会わないこと。うがい歯磨き手洗いと励行すること、これにつきますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.01 22:07:33
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