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カテゴリ:わんにゃん物語
昨日の夕方、かかりつけの獣医さんから電話がかかってきました。用件は『離乳中の三毛猫ちゃん、もらいませんか?』というもの。瞬間、理性がこう答えていました。「今、4匹もいるんですよ。その上、3匹はトイレのしつけに失敗しちゃって檻で飼ってるんですよ。仔猫をもらってもしつけしている時間もないし、檻で飼うのはカワイソウだと思うのでヨソをあたっていただけません?」
このセリフのどこにもウソはありません。ただ、現在檻の大増改築工事をしていますので、完成すれば畳1枚半の底面積に高さ3メートル弱の広さになる予定です。だからもう1匹くらい増えても、檻が狭くなるということはありません。でも、理性的客観的にはお断りするのがコモンセンスというものでしょ? ところが、傍らで聞いていた長女にはコモンセンスは通用しません。「仔猫、欲しい!もらおうよ!もらおうよ!」が始まっちゃいました。「マンガ片づけるから。宿題ちゃんとするから。ゴミ散らかさないから。キッチンのお手伝いするから。」考えつく限りの、実はアタリマエにするべきことを交渉条件に出してきます。更に、たまたま電話をかけてきた夫にも「ねえねえお父さん、いいでしょ!いい子になるから!コネコもらってもいいでしょ!」とゴロゴロニャン攻撃です。夫がかなうはずありません。「お父さんもいいよって言ってるよ。これからずっと頑張るから、ネコ、もらおうよ。」 やれやれ、仔猫にとって幸せなことなのかどうかは大いに疑問ですが、明日の夕方までにマンガ、宿題、ゴミ、お手伝いをクリアすれば、獣医さんに連絡することになってしまいました。 とはいうものの、ワタシも猫好き。心の底では嬉しかったりして。コネコって可愛いですもんね。 さて、晩ご飯時になり、夫が単身赴任先からやってきました。玄関の戸を開けるなり開口一番に「新しいコネコ何処?」ときたもんです。「あなた、コネコ欲しかったの?」と思わず聞き返してしまいました。「ウン」との返事には呆れちゃいました。こいつにもコモンセンスは無かったのか!じゃあ先月、猫たちのニオイがキツイといって散々文句を言ってたのはなんだったんでしょう? ま、どうせ誰もトイレの掃除やゴハンの世話なんてしてくれませんモンね。たぁだ、ねこっかわいがりするだけで、バッチイ仕事はワタシに押しつけられるンですモンね。ブツブツブツ。にゃん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.27 03:17:25
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