コテツとクロちゃんのお引っ越し
コテツとクロちゃんを寝室に閉じこめてから、かれこれ一年になります。そして、クロちゃんは決してマーキングを止めてくれないことを受け入れることにしました。運動させてやろうとケージから出した途端に、ワタシの目の前でベッドの布団にたっぷりとオシッコされてしまい、本当にめげました。暑くなってからの寝室のニオイたるやすさまじく、消臭スプレーをシュッシュッしまくっても焼け石に水みたいなモンで、夫も長男も「この部屋には居られない。」と文句たらたらだったのでした。 玄関スペースに続くドックや他のネコたちが居る部屋に引っ越してもらうことにしました。夫の工具などをつっこんであった棚などをずらして、キャットケージを置けるようにすることにしました。そして、ずっとケージで暮らしてもらいます。これまで、彼らを入れていたケージだと運動スペースが足らないので、非常用に使っていた別のケージと新たにホームセンターで買ってきた等間隔に穴があけられている組み立て棚用の支柱とベニヤ板にチキンネットを組み合わせて作ったケージをこれまでのケージと連結することにしました。連結には、百均ショップで買い込んできた結紮バンドを使いました。いろいろなサイズのバンドを適当に組み合わせて、かなり強引に3つのケージを連結したら、これまでのケージの2.5倍はありそうなスペースが確保できました。もっと大きい天井までのケージを作ってやれればヨカッタのですが。コンクリート打ちっ放しの床は凸凹で水平ではないため、しっかりしたモノを作るのはワタシのDIY技術では無理でした。 先週から、少しずつ時間を見つけてはケージを作ったり、連結したりしていたのですが、結紮バンドなんて200本以上締めなくてはならず指先が痛くなりました。ドッグとチェリーとコナツは「ナニやってんのかなあ?」という風情でゴロゴロとくつろぎながら、ワタシの悪戦苦闘DIYを眺めていました。 And then,ついに本日コテツとクロちゃんはお引っ越ししました。ネコ大好き犬のドッグは嬉しそうにはしゃいでいましたが、新しい環境にネコたちは落ち着かず、ケージ内の2匹はウロウロし、ドッグといっしょに暮らしていたコナツとチェリーは姿を消してしまいました。コナツは2時間くらいして戻ってきましたが、チェリーはまだ現れません。家出したのか、部屋のどこかに隠れているのか?チェリーのこれまでの最長家出記録は4日で、しっかり妊娠して戻って来たのでしたが、今では避妊してあるので、お腹が大きくなる心配はありませんが、無事戻ってくるまではちょっとばかし心配ではあります(多分、寝心地の良いらしいドッグの背中に戻ってくるだろうとは思うのですが。)。