ピティヴェアック

2005.04.19

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カテゴリ：ウィスキー

シェリー樽熟成のシングルモルト・ウィスキーは難しい。前にも書いたとおり、ゴムっぽいのや硫黄ぽいのがあって、気になり出すととても気になる。

標準のマッカラン12年はゴムっぽいのが気になるし、ハイランドパーク12年も少しだけ気になってしまう。

以前は大丈夫だったけれど、ものすごくゴムっぽいのを一度飲んで以来、トラウマになってしまったようだ。５年くらいしてトラウマが薄れるか、頭を固い物にぶつけて忘れるかしないとダメだと思う。

とはいえ、シェリー樽熟成で比較的安いボトルの中にも、ときどき良いものがある。花と動物シリーズのピティヴェアック 12年は、ゴムっぽさや硫黄ぽいところがほとんど感じられず、シェリー樽熟成のコクと深みとフルーティ感を楽しめる。

花と動物シリーズは、複数樽を合わせてボトリングしたものなので、100%シェリー樽ではないかもしれないけれど、シェリーの割合は高いはずだ。枯れた感じや複雑味は、1970年代前半くらいのに負けるものの、なかなかよい。

頭をぶつけなくても十分おいしい。

UD ピティヴェアック 12年 700M

ピティヴェアック 12年 \5,580(税込)

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Last updated 2005.04.19 19:18:38
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