山崎訪問試飲編

2005.09.22

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カテゴリ：ウィスキー

さて、サントリー山崎蒸留所の見学ツアーには、最後に無料試飲会が付いています。見学30分、試飲会20分くらいの時間配分です。

この試飲会、無料なのになんと北杜12年、山崎12年、響17年が飲み放題。これだけで、サントリーの好感度が３倍くらいになります。ただ、最初は強制的に北杜のハーフロック(ウィスキー1 + 水1 + 氷)を飲まされます。サントリーとして、ハーフロックの形でなんとかウィスキー離れに歯止めをかけたいようですね。北杜のハーフロックは、確かにさわやかで飲みやすく、おいしく感じました。食事中にも気軽に飲めそうです。

北杜12年のハーフロックつまみ付き

２杯目以降は、上の３種類のウィスキーを自由な形で飲めます。北杜を5分ほどで片付け、ストレートで山崎12年と響17年を試してみました。山崎12年は、適度にコクがありバランスがよく、改めておいしいモルトであることを確認できました。響17年は、ブレンドウィスキーですが、やはり昔ながらのウィスキーの風味に近い感じ。なかなかおいしいですが、個人的には山崎の方が好きかなと思います。

それにしても、二日連続でツアーに参加してしまいましたが、案内のお姉さんが違っていてよかったです。同じだったら、「また山崎・響飲みにきやがった」と思われたに違いありません^^。

無料試飲の後は、おみやげショップに案内されて解散です。山崎蒸留所でのみ買える原酒など、面白いものがたくさんありました。ちょっと興味をひいたのが、熟成樽の廃材を利用して作った家具（サントリー樽ものがたり）です。非常に質感が高いのに、それほど高価ではなく、椅子など何点かぜひ買いたいなと思いました。できることなら、この樽材のフローリングを使ってリフォームしたいです。

この後、ティスティングカウンターで、有料試飲をしました。非常にたくさんの原酒を試すことができ、迷ったのですが、結局２日間で次のお酒を試飲しました（友人が頼んだ分を含む）。ハーフショットですが、だいたい1杯\200～\800くらいで、非常に安いです。

　・直火蒸留
　・間接蒸留
　・山崎酵母
　・ブルワリー酵母＋山崎酵母
　・ヴィンテージモルト山崎 1983
　・ニューポット（熟成なし）ライト
　・ニューポット（熟成なし）ミディアム
　・ジャパニーズオーク
　・ピーティ・タイプ
　・樽出原酒15年

これらの中では、「ブルワリー酵母＋山崎酵母」と「ジャパニーズオーク」がかなり良かったです。「ブルワリー酵母＋山崎酵母」は、ワインのようなフルーティな香りがあり、味わいも丸くエレガント。「ジャパニーズオーク」は、いわゆるミズナラ熟成のですが、木の香りが適度に漂い、味わいもかなり良かったです。

山崎蒸留所は、白州に比べると少し小さめですが、交通のアクセスもよく、京都・大阪へ行かれる方はぜひ訪れてみることをおすすめします。

山崎蒸留所
http://www.suntory.co.jp/whisky/distillery/yamazaki/home/index.html

北杜12年 660ml 40度

北杜12年 \2,100(税込)

サントリー　山崎12年　750ml

山崎12年 \5,145(税込)

サントリー響17年　

響17年 \7,180(税込)

個人的にシングルモルト放出中

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Last updated 2005.09.27 19:22:45
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