このままではラグビーが危ない
今年は、W杯でのラグビー日本代表チームの躍進が話題となりました。しかし、その躍進ぶりとは裏腹に、代表選手の本来の所属先であるトップリーグ(社会人リーグ)の観客動員が振るいません。あれだけ躍進したのだから、4年後にW杯が日本で開かれるのだから、景気づけに代表選手たちの活躍を見てやろう,という気になるものですが、代表チームの躍進とトップリーグの集客と知名度が比例しないのです。このままでは、2019年に日本で行われるW杯の成功に暗雲が立ち込めてしまいます。以前からのアピール不足もありますが、どうもこれは、マスメディアが五郎丸歩選手ばかりを盛んに取り上げたせいなのかも知れません。五郎丸選手ばかりが非常に目立ちすぎ、トップリーグも所属するヤマハがかかわる試合ばかりしか入っていないのも現状です。五郎丸選手ばかりを取り上げたせいで、ほかの代表選手の動向が正しく伝わらず・・・どころか全く伝わっていません。おそらく世間一般では「五郎丸以外の代表選手を知らない,だからどこのチームを応援すべきか分からない」という風潮がまかり通っていると推測されます。だから観客動員が振るわないのです。残念ながら、とうの僕もこの状態。マスメディア各社は、この現状を真摯に受け止め、特定の選手に偏った伝え方はやめ、広く一般大衆の興味を引くような公平な伝え方を直ちに行っていただきたいものです。マスメディアの伝え方が、2019年の大会の成否を握っているのですから。そして私たちも、マスメディアからの情報を待っていないで、積極的に情報を得て興味を持つことを心がけたいですね。僕もできる限りは、トップリーグや大学リーグの試合を何試合か見に行きたい。 ラグビーW杯日本代表激闘号 2015年11月号 【付録】 ポスター[本/雑誌] (雑誌) / 日本スポーツ企...価格:800円(税込、送料別)楽天市場 ジャパンラグビートップリーグ2015‐2016写真名鑑 / ベースボール・マガジン社 【単行本】価格:1,296円(税込、送料別)楽天市場