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カテゴリ:電車・バス・通勤
朝の東京駅
JR京葉線からJR中央線の乗り換え ほぼ、東京駅の両端にあるホームを移動する JR京葉線の東京駅のホームは、地下4階 JR中央線のホームは、地上3階? ドアが開くと勇んで飛び出す そこには行く手を遮る人の群れのない階段とエスカレータ どちらを選んでも意識的に膝を高く上げるようにして駆け上がる 地下4階から地下3階のフロアにでる 向こうの階段からパチンコの弾が弾き出されたように 小さな男の子達がボンボ~ンと飛び出してくる。 体と同じくらいの大きなリュックを背中に背負い そのリュックに半分、振り回されぎみにフラフラしながら 地下3階から地下2階へのエスカレータに向かって走ってくる この子達に出会うと、思わず微笑んでしまう そして、「よっ!」って心の中で叫んで、 私が先にエスカレータに入って昇っていく 地下3階から地下2階へは2台のエスカレータが並んで動いている 通常は、1台づつ上下に動いているのだが、 朝は両方とも同じ上りで動いている エスカレータだからじーっと乗っていれば、勝手に昇って行くけれど 私は駆け足で登っていく(運動不足の解消だ) 前に遮る人がいないので一気に駆け上がる これが、意外と気持ちいい 膝を高く上げるようにして駆け上がる 後ろから子供たちの足音がトコトコと追いかけて来る 地下2階に出ると東京駅からJR京葉線に乗る人の群と遭遇する 向こうから雪崩の如く来る人を避けながら人気のない 地下1階への昇りのエスカレータを目指しそして駆け上がる ゼイゼイ、息が苦しい、口を開けて呼吸してる この辺になると、私の体力もヘタリ気味、足取りも遅くなる 地下1階は、歩く歩道が3列に並んで動いている 2本が東京駅へ向かい、残りの1本がJR京葉線のホームに向かって動いている 私のスピードが落ちると、子供達が私の横をパスしていく 帽子が、私の腰の下辺りを駆け抜けていく 思わず、ちっちゃい 背中の大きなリュックが左右に揺れてだんだん小さくなっていく 私は、カバンの中からハンドタオルを出して、 汗を拭きながら、でも、まだ、早歩きで子供達を追いかける 東京駅まで残るは、地下1階から地上へのエスカレータのみ 4台あるエスカレータのうち3台が東京駅に向かって昇っている 既に子供達は、1階に上がって姿が見えない いつもニコニコと元気に駆けて行く子供達 いつの間にか、この光景が私の朝の楽しみになっている。 その笑顔が恋しくて後を追いかけていく。 彼らはどこから乗って来て、何処に行くのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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