お喰い初め
受付をして、新しくできた本殿に入ると、ぷ~んと木の香り。神主さんがしゃなりしゃなりと登場。お祓いの棒を持って・・・ふんだばだっ、ふんだばだっ「はな」は不思議そうに、じっと見ている。岡山から私の両親も駆けつけてのお祝いである。『百日(ももか)の祝い』と『お食い初め』と『初宮参り』。暖かい日差しの中で、奈良にある龍田神社へ参拝した。お昼にはお食い初め。『食べ物に困らないようにと願いを込めて・・・』古来より、赤は男性の、黒は女性の色と考えられていたことから、黒いお椀が並ぶ御膳。「男性はあぐらを組むので座高が低くなり、女性は正座をするので座高が高くなる…」そんな理由で、男女の祝膳の足の高さの違いが生まれたという。もちろん、「はな」は一人では座れない。鯛と赤飯を箸で口に持っていく。百日を無事迎えることができた。嫁と両親に感謝の日であった。