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カテゴリ:韓国で日本語を教える
今日は学科のホームカミングディ、2時からというので、大学へ。
常連の1981年入学の日文一期生の方々をはじめ、私も直接授業を受け持った1995年から98年入学の学生も懐かしい顔を見せに来てくれた。 あいにくの天気で、サッカーは出来なかったが、卒業生と在学生で貴重な対話の機会が持てたようだ。 卒業生の一人は、ともすれば、語学を取得さえすれば事足れりと考えがちの在学生に、読書と討論の時間を持つことを勧めていた。私も同感で、世界的な名作など良書に挑戦することで、心に栄養を与え、人格を陶冶すること、それから、人間は人間の中で磨かれていくから、対話力をつけることが大事で、そうすることによって人間としての深みを得られると思う。 私は自分の大学時代を思い出すと、多様な人と会うことについては悔いは残らないが、自分の考えを話すという面はもっと努力すべきだった。読書についても後悔している。これらは、これからの課題でもあり、学生たちと挑戦していきたい。 学科の討論サークル「広場」の進行で、日本人の神社参拝と独島(竹島)問題について、議論をしたが、同窓会で日本人教師を交えての議題としては、重すぎたようだ。 それから、学科のロックバンドの演奏を聴き、豚の三枚肉を食べに行った。 三枚肉といえば焼酎で、卒業生に勧められて、グイグイと杯を重ねた。 次は秋の「日文人の夜」という同窓会の行事で会うことを約して、早めの散会となった。 この学科は同窓会の行事が年に2,3回あり、同窓会で学生に奨学金まで出している。 中心の一期生たちは40代後半であるが、私も出身大学の学科一期生として毎度考えさせられる。 自分は母校にどこまでのことができろだろうか?と。 今日は、卒業大学の同窓会も、ソウルであったのだけれど、残念ながら行けなかった。次の機会は必ず行きたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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