韓国　愛の劇場

期末試験の採点の合間に、サッカーを観ているのか、サッカー観戦の合間に採点をしているのか、わからなくなる今日この頃、、、

研究室で、会話試験の録音テープを聴きなおしているうちに、韓国・スイス戦の開始時間は過ぎていた。

日本人の先輩の研究室の明かりがついていたので、いっしょに見せてもらおうか、と思ったが、やめた。

日本戦は感情を共有できるが、韓国戦は微妙な感情のずれがあるかもしれないから。

家に向かう自転車から、飲み屋やコンビニの前で、厳しい表情でテレビ観戦する人々の姿が見られた。

飲み屋の前に出されたテレビでは、０－１、韓国が白いユニホーム、スイスが赤いユニホームだったので、意外に感じた。

グテングテンに酔っ払って、タクシーに乗せられる男の姿も、、、

フランス戦と同じく、後半からの観戦となる。

テレビをMBCのチャンネルにあわせる。

この試合は３つのテレビ局が放送しているという。

しばらくして、決定的な瞬間が、、、

副審のオフサイドの旗が揚がっていたが、主審は認めず、倒れたキーパーのイウンジェの傍をボールは転がっていった、ゴールへと。

終了後、ブラウン管にはサッカーは「　　　」（「　　」は検索部分のスペース）と出て、そこに「チュゴッタ（死んだ）」と入った。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

目を覚まし外を散歩すると、心なしか静かな街。

乳母車を押しながら、赤ちゃんにやさしい歌声を聞かせながら歩く若い父親の姿が印象に残った。

その姿に希望を感じ、明るい気持ちになる。