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アンジョンヨン

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2006.08.05
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カテゴリ:韓国で暮らす
 8月5日を前に、被爆した韓国出身の方々について、思いをめぐらせてみよう。

 戦前、戦中、韓国での生活が困難になり、やむなく日本へ渡ってきた人々が、多くいらっしゃったと聞く。

 そのうち、ヒロシマで働いていた方々は、アメリカ軍の落とした原爆の死の灰を受けることになった。

 その後、後遺症に悩みながら、日本人と同じ手当てを受けられずに過ごされた方々が、韓国の被爆者だった。

 手当てを支給されることが決まったのは、最近のことじゃないだろうか。

 日本にいない外国人だからという理由で、被害へ補償が行われない理不尽さに泣かされ続けたことだろう。

 被爆して、戦後も、日本で在日韓国人・朝鮮人として生きる方々もいらっしゃるようだ。

 そんな中で、日本人として、毎年8月5日に韓国の被爆者が多い地域へ訪問を続けた方がいらっしゃるそうだ。

 慶尚南道陜川郡陜川邑という所で、そこには、原爆被害者福祉会館という施設があって、そこを訪問しているということだ。

 以下は、『中央日報』より転載。

*****************************

「韓国人の原爆被害、日本が間違っている」

第2次世界大戦が終わってから61年が過ぎた。だが依然として戦争の傷あとを抱えたまま生きている人々がいる。被爆者とその2世らだ。1945年に日本で原爆被害をこうむった韓国人は約7万人、と推定されている。現在、被爆者に登録された人は2206人。そのうち慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)の人が552人で全国で最も多い。陜川が「韓国の広島」と呼ばれる理由だ。

慶尚南道陜川郡陜川邑・原爆被害者福祉会館には満65歳以上の被爆者75人が暮らしている。それらは61年前の傷あとを抱えたまま残り少ない人生を送っている。原爆が投下された毎年8月6日になると、福祉会館に一度も欠かさずに訪ねてくる日本人がいる。この10年間、韓国被爆者への支援に率先してきた「太陽会」の理事長、高橋公純(64)氏と同会のメンバーらだ。それらは毎年8月6日に同会館を訪問し、日本食民支配時代(1910~45)に強制連行された数多くの韓国人の犠牲と原爆の実像、被爆者の苦痛を解決するために全力を尽くしている。

高橋氏は「日本が韓国を植民地化しなかったならば、皆さまが被害を受けることもなかったはず」とし「日本人被爆者と同じく報償を行なわずにいる日本政府に二重の責任がある」と強調する。同氏は「これ以上核兵器の危険がなく、平和の持続が可能な世の中にするため、陜川を訪ねている」と述べた。

2006.08.04 15:30:13







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最終更新日  2006.08.05 07:54:23
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