韓国　愛の劇場

実は、いま韓国の大型連休中なんです。

今回の連休は多くの企業が先週末から連休に入っているそうです。

そういえば、サムスンの友達も先週末に故郷のテグに家族で行ったそうな。

大学はというと、ほとんどはやはり今週は授業をしないもよう。

しかし、一応昨日の月曜は公休日ではないので、授業をしていた先生もいらっしゃった。

私も昨日は大学に出たけど、研究室にいて、訪問する学生を応対したりしました。
来週、交換留学の申し込みの締め切りなので、担当の学生2人が推薦状を頼みに来ました。

それから、他の授業の発表で、資料がないという学生が来たので、質問に答えたり、資料をコピーさせてあげたりしました。この学生は社会学科を卒業して、日本語学科に編入してきた勉強熱心な人で、なんでも「江戸時代の身分制度と現代の部落問題」について発表するそうです。

数年前、父のつとめる学校の地域で、人権や同和教育をテーマにした会に出かけて、五木寛之の講演を聴いたことを思い出しました。

私の故郷・萩も江戸時代末期には、奇兵隊という封建身分制を崩す当時としては近代的な組織を生み出したのですが、残念ながら近代以降も部落問題が残っていたようでした。

この敏感な部分を韓国の学生にどう話すかと慎重にできるだけ丁寧に話しました。

話がずれてしまいましたが、来週の月曜まで授業がありません。

でも、夏休み怠けたので、いまも研究室で論文をつくっています。

ところが、今日もいきなり飛んできた翻訳の仕事で、精魂を使ってしまいました。

翻訳の内容がすばらしくて、目に涙をためながらですけどね。

週末、昌徳宮という王宮に遊びに行くことを励みに論文がんばります。