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2006.11.17
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カテゴリ:詩心の復興
 日本ではほとんど読まれないと言われる現代詩ですが、それらをまとめたものが韓国で出版されていたんですね。

 いわんや小説をや、で、小説はもっと訳されています。

 もちろん、質も大事ですが、相互翻訳が増えているというのは、喜ばしい現象だと思います。

 日本でも韓国の現代詩が訳され始めたところですが、評論なんかもけっこう面白いのがあります。

 韓国の現代文学を論じた評論の翻訳は、日本ではあまり見れないのではないでしょうか?

************************************ 

以下は、参考までに、2003年10月4日の『朝鮮日報』日本語版サイトとより

日本現代詩の代表作を集めた『日本現代詩人詩選』出版

 日本の現代詩文学と詩人たちを国内に体系的に紹介する詩選シリーズが出版された。

 文学手帳社は日本の主な詩人の代表作を集めた『日本現代詩人詩選』を全30巻出版し、その第1次分として臺洋子(40)氏の『眠る街あるいは沈む地層』、柴田三吉(51)氏の『わたしを調律する』、本多寿(56)氏の『七つの夜のメモ』の3冊を出版した。

 これまで古典的な定型詩である俳句や、一部の近代詩人が部分的に紹介されたことはあるが、日本の現代詩人の作品が本格的に紹介されるのは今回が初めて。翻訳は詩人で日本語翻訳家の韓成礼(ハン・ソンレ)氏が務めた。

 文学手帳社の金鍾鉄(キム・ジョンチョル)主幹は「70~80年代の激変期を経験した韓国とは違い、日本は豊かな社会の中で個人の深層的な心理や日常を描いた作品世界が戦後の詩界を形成した」とし、「この詩選集を通じて日本の現代文学の主な流れを読むことができる」と説明した。

 詩人の柴田三吉氏は韓国語翻訳版のあとがきで、「両国は農耕民族の後裔であると同時に類似の自然環境、抑圧と被抑圧という歴史の共有などの条件を併せ持っているため、翻訳された詩を読んでもその魅力を感じることができる」とし、「両国の言語の海が互いに混ざり合い、心も互いに打ち解けることを願う」と書いた。

崔洪烈(チェ・ホンリョル)記者






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最終更新日  2006.11.18 02:21:30
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