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カテゴリ:韓国で日本語を教える
今月8日から、中学と高校の日本語の先生に日本語を教えさせていただいている。
韓国では、中学から選択で日本語を学べる。(学校によっては、第二外国語は中国語だけを学べる場合もあるし、日本語だけという場合もある) 日本と同様、公立学校の先生が一つの学校でずっと勤めるということはないけど、日本と違うのは、中学から高校に移ったり、高校から中学に移ったりすることもある点だ。 今回は「2006年度冬季 1級正教師資格研修過程」というのをうちの大学でやることになり、その一端を担わせていただいているわけだ。 対象の方々は、ソウル・京畿道・仁川市の中高の先生で、「日本語」のほか、「技術」、「デザイン・工芸」、「共通科学」という科目の先生方もうちの大学で学ばれている。 先生方は、この研修を終えれば、将来昇進に必要な資格を得られることになっている。 また、研修の成績がその昇進にも影響があるということで、それなりの緊張感をもって授業に出られている。 私の担当科目は「日本語会話」である。 日本語の研修生は104人、それを6クラスに分けて、1クラス17,8人くらいにし、日本語ネイティブの教師3人で、2クラスずつ担当させていただいている。 1クラス30時間だから、2クラスで60時間、今月末までに終らせることになっている。 今日までは、1日3,4時間ですんでいたが、明日からは、日によっては、1日8時間という授業数をこなさなければならない。 このようなプログラムの組み方は無理があるので、事前にお話していたのだが、全体として時間の調整がつかず、4日間だけ、1日8時間の授業をすることになった。 幸い研修生の先生方の授業態度も積極的、かつ協力的なので、むしろ、こちらが真摯に受け止めながら、最善を尽くさなければ、という気になっている。 教師になってから、4年目の先生が多いらしく、20代後半から、30代前半の世代がほとんどで、90パーセント以上、女性である。 妊娠中で、おなかの大きい先生も、何人かいらっしゃる。 自分の授業が最後までうまくいくように、そして、研修全体が成功裡に修了することを祈る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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