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カテゴリ:韓国で暮らす
今春から韓国の某大学院国語教育科で学び始めました。
おかげさまで、課題のレポートを出し終え、単位をいただくことができました(特に、『教育の社会的基礎』のレポートは友人のソンさんに韓国語を直してもらいました)。 一番よかったのは、現役詩人の講義『現代詩特講』で、毎回楽しみでした。 学科の中で、日本人の留学生は私が初めてのようですが、学生たちが親切なのでありがたいです。 学期中、一度、大事な資料が入ったメモリーステックを紛失したことがありましたが、探し出してもらいました。 学友の中には、現役の小中高の教師が多くて、休職して、大学の近くに下宿している人も多いです。そんな先生たちとの交流もなかなか楽しかったです。 日本の博士課程と違うのは、修了に必要な単位です。 日本の私の出身大学院(日本文学専攻)の場合、修了に必要なのは12単位以上で、指導教授の科目を1科目だけ3年間続けて履修すれば、「博士課程単位取得」の資格が取れました。 今回の大学院は教育学のため、一般的な韓国文学科(2年間で修了可能)より1年長く籍を置きながら、3年間で60単位以上取らなければ、「博士課程単位取得」になりません。 3年間、毎学期3科目9単位(9単位×6学期=54単位)のほか、指導教授のもとで2年目3年目に「個人教授」6単位を取る必要があります。 日本の修士課程では、40単位で修了できましたから、日本の修士課程より多くの講義を受けなければならないのです。 さらに、外国語試験2科目(私の場合は英語と韓国語)と総合試験(教育学・教科教育学など)に合格しなければなりません。 とはいえ、これから3年間、美しい田園の広がるキャンパスの中で、学問を通して、いろいろな人に出会い、新しいことを学んでいけるということは、素晴らしいことだと思います。 私の場合、一人でやっていくより、いろんな人と交流しながらやっていく方が向いているようです。 韓国語能力の問題、職場との両立など、課題は多いですが、人との出会いを大切に、また楽しみながら、粘り強くやっていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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