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カテゴリ:韓国で暮らす
今日は「制憲節(憲法記念日)」で、祝日。
『中央日報』『東亜日報』『朝鮮日報』の社説を見ると、ノムヒョン大統領は憲法を軽視してきたと批判し、『中央日報』ではその影響は国民の憲法軽視に及んでいると言っている。 今年は大統領選挙があるので、最大野党ハンナラ党の有力候補の李明博と朴クンヘの陣営で攻防戦が続いているようだ。最近は、李明博の住民登録抄本が不法な経路から朴クンヘ側の人間に渡ったとかで、もめている。 韓国では、各党で代表1人が大統領選挙に出馬できるので、同じ党内でも激しく争う。今回は与党のウリ党とハンナラ党から、それぞれ一人ずつ候補が選ばれ、その二人の内から国民投票によって、大統領が決まるようだ。 ウリ党も、最有力候補の李明博を追い落とそうと、攻防を続けている。現在、李明博一族に関する不動産疑惑が持ち上げられているが、義弟の不動産情報を国家情報院が閲覧していたという個人情報流出問題とぶつかり合っている。 来月には各党の大統領選候補者が決まるようだ。 大統領がどの党の誰になるかは、北との関係、日本との関係などに、少なからぬ影響を及ぼすと言われる。 日本人としてうらやましいのは、国民が自ら大統領選挙に投票できることだ。日本の首相は与党の第一党の中から、その党内で選ばれるので、国民が自分で選んだという実感は持てない。 日本は参議院選挙の公示が出て、事前の投票が始まっている。首相は選べないけれど、自ら選んだと責任を持って、見届けていける候補者に投票しようと思う。 今回から、在外投票で、小選挙区も投票できるようになったので、うれいしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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