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カテゴリ:韓国で暮らす
19日の任用式は、学期前の全体教授会議のはじめに、山の上の大講堂という建物の小劇場で、ありました。
開会前に、井伏鱒二研究をしているS先生が、私を同じ教育学部の先生方に紹介してくれました。 新任採用者は、私以外に、経営、ソフトウェアなど専攻する同世代の人で、4名(1名は海外で仕事中とのこと)。 2つのキャンパスで、16人募集を出していたはずなんですが、、、 席のすぐ近くに韓国と日本の近代詩の比較研究をしているY先生が教授への昇進任用でいらしたので、不思議な縁を感じました。 教務処長の司会で、まず、全員起立して、国旗に敬礼。 壇上で、先輩教授に見守られる中、理事長から厳かに専任講師としての任用状を受け、晴れて、この大学の教員になることができました。 理事長は場内に、大学のバッチをつけている教授が少ないことを心配され、愛校心を持つように、と話され、 総長は、71年の歴史を誇る大学ですが、このままではいけないという危機意識を持って経営に当たっていくことを強調され、各国大使や、学歴を問わず優秀な匠人(日本で言うと職人でしょうか?)を招いて、講義をしてもらうことなど、新しい計画を情熱的に話されました。 そして、再び壇上に呼ばれ、新任教授として、紹介していただき、3人はガチガチでおじぎしました。 続いて「業務案内」として、教務処、学生処、図書館、対外協力処(国際課)の順で、新学期以降の計画を聞き、韓国リクルートの研究所の方の特別講演がありました。講演は、現在の韓国の大学生を取り巻く就業環境の厳しさを認識し、その中でどのような人材を育てていくか、という内容でした。 式終了後、学科の先生方全員(5人)にご挨拶し、元の職場の仕事(中高校の日本語の先生の教職1級資格研修の期末試験)に行きました。 **************** 翌20日は、新任教授研修、本部棟の広い会議室で、前日の3人が出席。 教務処長は昇進の条件や研究活動支援などについて話してくれました。 休憩時間に「これからうまくやっていくために、相手に対して49パーセントもらうことで満足する方がいい」という理事長の話をされました。何でも欲張りすぎず、他人により多くを譲りながらやっていくほうが賢明だ、ということと受け止めました。 続いて、学生処、図書館、昼食、財務処、総務処、教育開発センターからお話がありました。 新任教員は、新学期に授業を撮影してもらい、自身の授業を検討することになっているそうです。^^ 終了後、3人でコーヒーショップで、いろいろ話し、仲良く一緒に帰りました。なんと、ソフトウェア専攻の先生は、うちの近所に住んでいることが判明しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.23 13:09:02
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