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アンジョンヨン

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2008.12.08
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カテゴリ:韓国で暮らす
加藤さんの文章との出会いは、確か高校の教科書で、「日本文化の雑種性」というエッセイだったと思います。

『日本文学史序説』など、古典から現代まで、膨大な知識を体系づける知性に、外国人の妻も大ファンでした。

つい最近、国際交流基金ソウルセンターで日本文化に関するDVDで、加藤さんの解説を聞いたばかりでした。

加藤さんの著作集、手元にほしいです。

以下は、『中央日報』の記事です。

****************************

日本の反戦運動家、加藤周一さん死去

日本の自衛隊の武力行使を禁止した憲法第9条の改正に反対する‘9条の会’を設立した反戦平和運動家の加藤周一さん(89)が持病のため死去した。文学・芸術分野から政治・社会問題に至るまで幅広い分野で評論活動を行ってきた加藤さんは、戦後日本を代表する知識人だった。

東京で生まれ東京大学医学部を卒業した加藤さんは、血液学の医師として働きながら文学に関心を持ち作品活動をスタートした。太平洋戦争中には福永武彦・中村真一郎ら文学者らと「一九四六・文学的考察」「マチネ・ポエティク詩集」を著し、文学界で頭角を現した。50年代初めに医学研究のため訪れたフランスで4年間文化研究に取り組み、日本文化の特性を指摘した評論「日本文化の雑種性」により内外で大きな話題を呼んだ。58年に第2回アジアアフリカ作家会議参加を契機に評論と執筆活動に専念した。日本古典から欧州文化と歴史など多様なテーマに関心を持っていた加藤さんは、「文学と現実」「抵抗の文学」「現代ヨーロッパの精神」と小説「ある晴れた日に」など多くの著書を残した。上智大学・立命館大学の客員教授を歴任し、米エール大学、独ベルリン自由大学など海外の講壇にも立った。


中央日報 Joins.com
2008.12.08 07:29:58





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最終更新日  2008.12.08 14:11:59
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