熱いメッセージ
(3/30のつづき)斉藤氏は激情の余り、何を言われるかわからない。しかし、確実に仰ることだけは知っている。「二度と、二度と、二度と、原爆投下はゆるされない」という熱いメッセージだ。 Never, never, never, should there be another A-bombing on earth.氏も私も、死後のことを考えている。今の若い人、そしてこれから生まれてくる人のために、何かを残してやりたい、という本能的な願望がある。スズムシのメスがなぜ歌い終わったオスを食べるのか。子孫に生命を、そして音楽を残すためだ。生き残った方がつらいことだってある。(つづく)