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2022.10.24
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カテゴリ:漫画
注:ウェブリブログ記事よりこちらに記事移動

釣りキチ三平では大物を釣る話の他に、謎の魚、幻の魚に挑む話もある。そういった作品群の中にもなかなか味わい深いもののある。今回は桜吹雪のカラス鯉の話同様、鯉にまつわる話である。それも黄金の鯉。


黄金の鯉自体は実在していて、品種交配で金色の鯉を作り出すのだそうだ。



黄金の鯉を探し求めていた現代の運慶と称される老彫刻師が死期が迫る中、どうしても野生の状態の黄金の鯉を見てから黄金の鯉が掘りたいと言い出す。一平じいさんは黄金の鯉を見た者がいるとの話を思い出す。そして話はいつもの謎の魚を釣る話のパターンに従って進行していく。RCフィッシングをテーマにした「山上湖の舞姫」や「RCフィッシング」にも言えることだが、やはり作者は魚は釣ってこそ意義があると釣りに軍配をあげたくなる性分のようだ。これもそうした作者の釣りに対する思い入れが込められた一品だ。いかにも成金で、人を見かけで判断するような人の屋敷の鯉ではいくら黄金だからといっていい作品はできないのだ。釣りの名手で心の健気な三平に釣り上げられる野生の強者であってこそ一世一代の傑作ができるということか。前半では頼りなさそうにしていた若い弟子が、後半には師匠思いの一面を垣間見せ涙を誘う。こうした展開の妙はアニメにするには難作と思われていた赤毛のアンを制作した日本アニメーションだけあってきちっと締めている。



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最終更新日  2022.10.24 16:20:08
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