ヘイズルについて語る。その2
ヘイズルに登場するMSのデザインについて語ってみます。最初は「デラーズ紛争の直後にこんなデザインはないだろう。」と思っていました。しかし、機体のコンセプトなどを考えていくと、意外と時代にマッチしていることに気が付きました。 昨日も書きましたが、ガンダムヘイズルという名前ですが、元になった機体はジムクェルです。この、『ジムクェルを極限までチューンする』という方向性を自分なりに解釈してみました。 少しだけ極端な例えになりますが、以下が私なりの解釈です。(あくまで私の勝手な解釈です。怒らないでね。)Zガンダムや百式のような次世代MSをフェラーリとすると、ジムクェルは国産の大衆車という扱いだと思います。「国産大衆車でフェラーリとレースして勝つ。」こうなると、国産大衆車をめちゃくちゃ改造しなければなりません。 エンジンを載せ替え、サスペンションなどを交換し・・・、いろいろやることは多いと思いますが、狭い車体に詰め込むのは限界があります。そ・こ・で!外側にいろいろ取り付けることになります。エンジンの性能差を埋めるためには、車体の外側にロケットエンジンを取り付ける必要が出てくるかもしれません。コーナリング性能を高めるために、車体の外側に補助輪のようなものを取り付けることもあるかもしれません。 ヘイズルが外側に強化パーツをゴテゴテと取り付けているのは、以上のような理由からだと考えられます。つまり、ヘイズルのキーワードは外側です。 この次は、ティターンズの新型MSとの関わりについて書きたいと思います。お楽しみに!