|
カテゴリ:博物館などの記録
ボルゲーゼが最終日だったので、辛ラーメンを急いで食べて家を出て行って来た。 因みに、都美の御披露目はこの日で最後。 次回の御披露目は二年後。 その間に何処で古代~近世美術を紹介するんだ?
なんとこの美術展は、日本にも縁の有るものであった。
支倉六右衛門常長の肖像画が飾られていた。 口髭を蓄えたおっさん風である。 二種類の肖像画がある。
随分と写実的だなあ。 一つは黒い西洋の礼服を来たもの。 もう一つは白の絹の着物を着ている姿。
こんな、使節団とは言え綿密に絵ががれた日本人なんていないだろう? 最近では織田信長の肖像画が有るらしいが。
伊達政宗の命で行った様なものだから、どうも戦国BASARAの奥州筆頭を思い浮かべた形で英語交じりの言葉で行かされてたのを想像してしまう。
まあ、そんなのはどうでもいいが。
館を出たら、なんかの楽団がサックスで演奏をしていた。 暫く聴いていたかったが、他にやる事が有ったので、その場を立ち去った。
上野公園は、櫻の花が咲き乱れていた。 桜色の空が広がっていた。
そして、酒臭かった。 救急車も通っていた。
空を見上げていればいいのだ。 お金なんか掛からない。 酒飲む必要無いのだ。 酒飲めないけど。
櫻の花が何故尊ばれるか。 やっと判った気がする。
その一瞬にしか咲かないのだ。 櫻の咲く時期は雨に降られたり、風が吹いたりと特に櫻に取って危機的状況に晒される。
今が見所なんてない。 咲いたらば、その時にしか見られない。 咲いたと思ったら、既に散っていたという事だってある。
刹那の中に、虚空とも言える一瞬の清浄がある。
アイスクリームの美味さと同じ。 その時は、その時にしかない。
その一瞬で、永遠の感覚を手に入れる。 お宮の絵馬には外国から来た人達の願いが掲げられていた。 イベロ国家の人か? 英語で書かれてたのも有るが、殆どが朝鮮語、臺灣の人達の書き文字で一杯だ。
ロシア語なんてのも有ったぞ。 文章は中文だけど、名前がこれはチベット文字なのか? 髭が躍るような文字である。
各地から願いを届けにやって来たのか。
自分はこういうのを書こうとは思えない…。 願いが思い付かない。
何を願っていいのか判らんのだ。 具体的な願いが書けないのだ。
取り敢えず、皆の願いが叶えます様に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.06 05:02:47
コメント(0) | コメントを書く
[博物館などの記録] カテゴリの最新記事
|