藝大美術館。
何とか間に合った。
契丹とはキタイの漢音写の事で、モンゴル系が漢化されつつも文字はオリジナリティを保った国家のことである。
使用文字は契丹文字。
漢字に似た文字を使うが大字小字の区別を用いて使われる。
文化は蒙古系文化。
南モンゴルに偏っていて、出土される所も今の南モンゴルの辺りである。
支那が現在管轄していていいように解釈されてるのがなんとも言えない。
世界ふしぎ発見でも紹介されてたが、殆ど説明の要るものではないな。
契丹とかは此れ迄マイナーな位置付けだったが、こういうのをどんどんやって欲しいと思った。
現在の南モンゴルは殆ど漢人に同化されつつ在る。
チベットよりも深刻である。
北は独立国モンゴルだが南は消滅寸前。
モンゴル人の館長が今回の契丹展の責任者のようだが、恐らく文章とかは中文なのだろう。
名前も恐らく漢風なのだろう。
その後マウリッツハイス展へ行くのだがそれは又の機会に。