毎年発掘された遺物を江戸東京博物館だけでなく各地の博物館を順に展示しているという。
以前、観に行った時は犬の埴輪か展示されていたからこういうのも出て来るんだと珍しかったこともあった。
今回は特に大発見的なものは感じられなかったと思う。
考古学は今も大量に土器とかが掘り起こされるが、一般の人にとっては何の面白みもない。
でも発掘を繰り返していかないと分からないことがあるのだ。
漸く、弥生時代が此れ迄の2300年前から前にやって来たという事が発掘によって発見されるのである。
でも続縄文文化や擦文文化とあるように、北海道や沖縄は取り残される事もある。
これが同じ日本において文化的波及の度合いの違いが現れるところである。
国家の枠組みは最近出来たものだから日本国内で捉えると分からないことだらけである。