清浄の草むら

このカテゴリがあったのでこれを使って考えを表そうかと思う。

既に知れ渡っている通り、タモさんこと田母神俊雄元航空幕僚長は単純な公職選挙法違反で捕まった。

誰もやらないような現金での報酬を手渡した事で、罪となってしまった。

無知故に起こしたということだろう。

誰かに唆されたのは間違いない。

もう一人捕まっている。

なんで報酬を渡したのだろう。

そんな事をすれば買収で捕まるのに。

その模様を収めた映像も確認されているとのこと。

完全に終わったとしか言えない。

これが無知であれば政治家としては不向きで、分かっててやっていたのならやはり政治家としても悪質であると言わざるを得ない。

どの道政治家になるべきではない人物であった。

歴史観や国家観に関してはこの際問わない。

時々暮らしに関する事では頓珍漢な事を言ったり、陰謀論やデマまでも拡散させようとしたり、この人メディアリテラシーはあるのかとさえ時々思ってしまう事もあった。

それもあって自分の中での田母神像は段々と翳りを見せ始めて来た。

あと、これはよく言われているが国政にも立候補しようとして公明党の候補の選挙区から出馬した事もあったが、これが失敗だと誰もあの陣営には気付きもしなかった。

政治戦略もてんで駄目。

俄かに注目された人であったので、胡散臭い連中に誑かされて引っ掛かって、自らそうした連中に染まってしまったのだなと思う。

残念と言えば残念である。

国家観よりもれっきとした個人の軸が存在していなかったのが悔まれる。

この後、どうなるのだろうか。

自公政権に楯突いたのでペナルティは計り知れないだろう。

ホリエモンは生贄のようなもので刑務所に入ったが、タモさんも刑務所に入るかも知れない。

保守であろうが革新であろうが、政権に楯突くことがどれだけ恐ろしいことであるか。

正にタモさんの言う通りである。

講演で収まってれば良かったんじゃないのかな？

唆されて踊り出たのだろう。

さらばタモさん。


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