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カテゴリ:エジプト旅行
どこかの神殿の入り口近くの柵の外で、 手作りの笛を見事に吹き鳴らしながら売っていたおじいさんから買った笛。 たしか2ドルだったと思う。 自分で吹いてもさっぱりメロディーにはならないが乾いた中東の音がする。 しっかりした作りで今も音がする。 2ドルというとエジプトでは相当な稼ぎになったのかな? おきまりの絨毯屋に寄った。 小学生くらいの子どもが絨毯を織っていた。 人なつっこくて写真に一緒に笑顔でポーズを作り写っていた。 人擦れしているのかな? 店の人の説明によると 「エジプトの農家では手に仕事を付けることはまずできない。 一生貧しく暮らすしかない。 家からは離れて暮らすことになるが、 ここでは手先が器用な子どもに絨毯 の織り方を教え、 手に職を付けることができる。 学校にも行けるし、わずかだがお金ももらえ一生働くことができる。 シルクの細い糸は子どもの手でないと織れない。 大人になると太い糸で織るのが普通だ。」 厳しいエジプトの貧しい暮らしを感じた。 絨毯はどれも高くて、その上かさばるし誰も買わなかったけど。 エジプトの歴史を知る上で、小説だけど史実にも沿っていて、昔の生活ぶりが目に浮かぶような記述の読みやすい本です。 作者はクリスチャン・ジャック。 超お奨めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 7, 2005 09:34:34 AM
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