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2007/12/03
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カテゴリ:雑文?

 この世には二種類の人間がいる。それは間違える人間と間違えない人間だ。と、書いてはみたものの、基本的に人間というのは間違えるものであり、いまだかつて間違えない人間というものには会った事がありません。この文章を読んで「私は間違えない!」と怒る方もいるかもしれませんが、それは間違いなのです。私も例外ではなく間違える人間であり、冒頭で間違える人間、間違えない人間に二分したのも間違いなのです。エピメニデスのパラドックスとかが怖いのでこのへんで止めておきますが、とにかく間違っているわけです。

 そして、我々はその間違える人間によって形成された間違った社会の中に暮らし、自らも色々と間違え続けているわけなのですが、なんと言っても、全人類もれなく何かしら間違えているので、頻繁に色々の間違いに出くわすわけです。あれも間違い、これも間違い、何もかもが間違い。このような駄文を書いて限りある貴重な時間を浪費している私も、このような駄文を読んで限りある貴重な時間を浪費しているあなたも。誰も彼もが問違いだらけです。

 ところで、さっきから何度もしつこく『間違え』と書き続けていますが、これは、この文章を読んでいるあなたにサブリミナルな効果で間違いを誘発してやろうとか、『間』という漢字をしつこく使用する事によってゲシュタルト崩壊を誘発してやろうとか、そういった邪悪な意図はあまりないのです。でも、間間間間間間間間間間間間間間っと、こう十六連打とかされると崩壊しませんかゲシュタルト。間の数を数えて十四連打しかできてないじゃんとか、そういうツッコミは勘弁していただきたいのですゲシュタルト。私はすでに崩壊しましたゲシュタルト。ゲシュタルト崩壊って何? と、思う方もいるかもしれませんが、私が説明するよりも自分で調べたほうが良く理解できると思うのですゲシュタルト。スペルは『Gestalt』ですゲシュタルト。

 閑話休題。

 先日、私はドラゴンボールの壁紙を探してネット上を彷徨っていました。といっても私がドラゴンボール大好き人間とかそういうわけではなく、ドラゴンボール好きの職場の先輩がパソコンを買い、後輩である私にドラゴンボールの壁紙探しという任務を与えたわけなのです。私でも知っているような有名な作品ですので、壁紙などいくらでもあるだろうとタカをくくっていたのですが、探し方が悪いのかなかなか見つかりません。めげずに探し続けて最終的には海外のサイトに辿り着いたのですが、そこでスゴイ間違いを発見してしまったのです。その、スーパーサイヤ人がポーズをとった壁紙には、こう書かれていました。

 ダラゴソボール、と。

 ダラゴソですよ、ダラゴソ。ドラゴソボールというのもありましたが、ダラゴソの足元にも及びません。これでは天下一武道会でベジータに殺された人々も生き返りそうにない感じです。でもまあ、仕方のない事なのかなあ、とも思うのです。確かにンとソやシとツなどはよく似ています。ドとダを間違えるのはどうかと思いますが。でも、それを世界に向けて公開しちゃうんだから、さすがはアメリカン。などと感心している場合ではなく、これは日本人がRとLを間違えるのと同じような事なのかなあ、とも思ってしまうわけです。ヒトノフリミテワガフリナオセというアメリカンからのメッセージなのでしょうか。

 この件を厳粛に受け止め、今後は他人の間違いを俎上に上げてネタにするのはもう止めようと誓った次第なのです。が、しかし、あっさりと私はその誓いを破ってしまいました。聡明なる婦長様に「パソコンで作ってくれ」と忘年会の概要の下書きを渡されたのですが、そのミミズが腸捻転をおこしたような文字が躍る概要の下書きは、河豚料理と書くべきところを間違えて海豚料理などと書いているのです。その間違いに気づいていながら、心の中で今年の忘年会はイルカ料理なのですかとツッコミを入れ、間違いを訂正せずにそのまま提出したり、それでOKが出たからといって配布して回ったりして、しまいには雑文のネタに使ってしまうというのは、やはり私も間違える人間であるからして、仕方のない事なのです。たぶん。





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Last updated  2007/12/08 11:46:09 AM
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