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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2007.05.09
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カテゴリ:医療_不妊治療
アメリカと日本の医療の違いはいくつかあるが、アメリカの(少なくともボストンの)医療の特徴の一つとして挙げられるのは、徹底的な分業化である。ルナを妊娠・出産する時もそうだったが、不妊治療も然り。まず、ドクター何某、と呼ばれるお医者さん(いわゆる主治医)は、とてつもなくエライ。最後の最後になって、オラオラオラと水戸黄門のように登場する。私が不妊治療を受けたBoston IVFの場合は、この水戸黄門級のドクターは、カウンセリングをもとに治療方針を決定する人。その後、具体的な治療の指示(薬をいつ何錠飲むか、人工授精の時期をいつにするか等)は、すべて専任の看護士が電話で患者に対し直接行なう。人工授精の処置は別の看護士。妊娠すると、その初診はナース・プラクティショナー(診断・処方ができる上級看護士)が行なう。これは医療側にとっては個々の負担が少ない(といってもそれぞれ大変だとは思うが)という利点はあるが、患者にとっては複数の専門家と関わることの煩わしさみたいなのはある。Boston IVFのこの医療チームは連携が上手く取れているとは思ったけれど、それでも「この質問は誰にすべきなのか?」とちょっと悩んだこともあった。それに、私はいちおう言葉に問題はなかったけれど、英語が達者でない場合はたくさんの人と関わるということは、それだけ色んな英語に関わるということであってかなり大変なのではないかと思う。いつもの産婦人科は大病院だから、これにさらに毎回、医学生だのレジデントだの多々入り乱れていやまあ大変。患者も太刀打ちできるだけの気合が必要。





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最終更新日  2007.05.09 11:30:16
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