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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2007.05.09
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カテゴリ:医療_不妊治療
不妊治療でもう一つ、ほお、と思ったのは、基本的には「自宅で、自分で」という方針である。
投薬や注射は自宅に郵送されて来て、投薬やともかく、注射も自分で打つ。
治療の流れなどに関しては指定のウェブサイトから30ページほどにものぼるマニュアルをダウンロードし、読んで、治療が開始される前に指定の電話番号に連絡をして、担当者に内容を理解しているかチェックされる。質問があれば、この時にできる。この内容に関しては、すでに医師からも説明を受けているので全く目新しいことはないのだが、こう、説明会があって医師や看護士が丁寧に教えてくれるというのではない。自分で読んでAny questions?と言う、まことにアメリカンな世界である。

注射の打ち方に関してもウェブサイトの動画で見て・・・という方法で、それでも分からなければ看護士にアポイントメントを取って実際に手取り足取り教えてもらうという方式。私は筋肉注射はやらなかったけれど、それも自宅で自分でやるらしい。これは確かに病院にいちいち行く手間が省けるから(仕事や小さな子供がいると、病院に行くだけでも一大事だから)便利は便利だが、注射のやり方なんてビデオだけでわかるんだろうか。私は経口薬からインスリンに切り替える時は病院に行って看護婦さんに手取り足取り教えてもらったけど、これ、自分で全部学習しろと言っても結構大変だと思う。事実、私も排卵を促す皮下注射を打つことになっていて(結果的には自力で排卵してしまったので打たなかったのだが)、Boston IVFの看護士さんが、その注射方法について説明する時に私が「これって、インスリン注射と同じやり方?」と聞いたら、看護士さん、そうそうそう、とすごくホッとしたような表情をしていたので、きっと抵抗のある患者さんが多いんだと思う。そりゃそうだよね。自分で自分に注射するなんて怖いし、何だかヤクを打ってる感じでイメージ悪いし。その点、一日に3回も毎日インスリン注射している私は、たった一度の注射なんてへのかっぱで、まあ何事も人生経験だよな、と痛感した次第。





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最終更新日  2007.05.10 06:26:27
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