790250 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

フリーページ

カレンダー

2008.06.23
XML
ルナがおよそ2年半通ったデイケアを先週、とうとう「卒業」した。卒業と言っても、基本的には働いている親向けの保育園だから1年を通して開いているので、特にセレモニーなどはナシ。2週間前に「辞めます」という手紙を提出して、最後の日が来れば終わりというアッサリとしたもの。預けていた薬や、これまで作ったものを受け取って、最後の時間まで残っていたアシスタントディレクター(副園長)と握手して終わり。

でも、いちおう親子にとっては大きな節目なので、小さな花束を用意して持って行った。ルナは花束を見るとパッと目を輝かせて「おかあさん、ありがとう!」と花束を顔の近くに持って行って花の匂いを嗅ぐような仕草をした。それがとても少女らしく、ここに来たばかりの、まだ、言葉もろくにしゃべれないような赤ちゃん赤ちゃんしていた頃のルナの姿と重なり、胸がじーんとしてしまった。

でもまあ、ちょっとしんみりしたのはそこまでで、ルナはいつものとおり疲れ果てた挙句のハイテンションでもう、何を言っても耳に入らず、アレックスの上に覆いかぶさったり、まっすぐ歩かなかったりでもうめちゃくちゃ。ピザ屋でお祝いのピザを食べ、家路に着いた頃にはこっちもクタクタ。

最初は5才の義務教育を迎えるまで家に置いておこうなどと、今考えると、いったい何を甘いことを考えておったのかと思うが(笑)、その考えを改めて必死に受け入れ先を探し始めて唯一開いていたのがここだった。保育の質に関しては必ずしも満足していたワケではなかった。園長を始め、このわずか2年半の間に先生も何度も変わり、その度に、少しずつ良くなろうとしている態度は見られたけれど、一貫したカリキュラムが見られず、ある先生の時は良くても別の先生の時は良くなかったり。保育費も他に比べれば安かったし、朝、昼、おやつと3回も食事を出してくれたし、長時間預かってくれたし、親にとっては有難いシステムだったけれど、職場の条件としては厳しいのかもしれない。

それでも英語が上達したり、社交性が身についたのも、ここに週2日通ったおかげだし、何よりも、私が何とかここまで正気を保てたのも(笑)ここのおかげ。その点では感謝せねばならない。もっと前から計画的に探していれば、もう少し納得の行く場所を見つけられたかもしれないけれど、しばらく私も外で働いていたことを考えると、やはり午後3時ぐらいまでしか預かってもらえないプリスクールは無理だっただろうし。

アレックスはあと1年ぐらい家で面倒を見て、2歳ぐらいからまたどこかに預けようかなと思っている。どこもウェイティングは長いから、今のうちからボチボチ探し始めないと。

まあ、とにかく親子ともどもここまでよく頑張った。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.10.18 00:56:43



© Rakuten Group, Inc.
X