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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2009.01.14
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幼稚園から帰って来たルナが大きな声で「きらきらひかる夜空のほしよ♪」の節で
"Freedom, freedom, let it ring
Let it ring, said Dr. King"
と歌っている。音楽の時間に習ったらしい。

来週の月曜日はMartin Luther King's Day、キング牧師の祝日。
黒人(有色人種)に対する人種差別の撤廃に貢献し、有名な
"I Have a Dream"の演説を残した人物。

数年前、この人物にまつわる絵本を購入した。まだルナは2歳ぐらいで、内容は全く分かっていなかったと思うが、私はこんな小さな子供向けにこんな内容の絵本があるのかと感心して買ったのだった。

それを思い出して、書棚から取り出して読み聞かせをした。

肌の色が違うだけで同じレストランに入れなかったり、同じ水場の水を飲めなかったり・・・というくだり。そういうあからさまな差別はさすがに無くなった現代に生きる5歳児にはちょっと分かりにくかったようだが、バーガーキングに家族4人で行って、ママだけがお店の中に入れてパパとルナとアレックスは入れなかったら、ルナは悲しいでしょう、と説明したらちょっとは分かったみたいだ。説明していて、昔は本当にそんなことがまかり通っていたのかと思うと、なんてバカバカしいことなんだろうと改めて思う。

その後、キング牧師が暗殺されたと聞いて、私も銃で撃たれちゃうの?私も死んじゃうの?死んだ後に注射されるの?と、だんだん話が本題から逸れて来て混乱してたみたいだが、自由だの死だの、大人にとっても答えの出しにくいテーマがこうやって少しずつ出てくるんだな。

ちなみに「撃たれる」というのは英語で"get shot"と言い、「注射される」は"get a shot"と言う。それで、ルナは銃で撃たれるということを注射されるんだと思って、ますます混乱していたみたいだ。注射、大っきらいだからな(笑)。

そんな歴史を抱えるアメリカ初の黒人大統領の就任まで、あとわずか。





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最終更新日  2014.10.17 07:49:29



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