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カテゴリ:育児_現地校・プリスクール
私立の学校が早々と夏休みを迎える中、
ボストンの公立校は律儀にも雪による休校の分を 埋め合わせして数日分延長された。 しかし。 生徒達の方は律儀に来るかというとそういうわけではなく、 日に日にスクールバスのバス停に集まる子供たちの人数は 減って行き、学校でも、最終日の前日はルナのクラスは 22人中、ルナともう一人のみ、最終日は何とルナだけだったそうで。 新型インフル騒ぎの時でさえ、そんなに休んだ子はいなかったのに、 これじゃもう学級閉鎖の対象になるんじゃ・・・。 これぞ税金の無駄遣い。 しかし、一年あっという間だったなあ。 ルナの学級担任の先生は、来年度からはどうせ勉強しなくちゃいけないんだから今年はいっぱい遊ばせます、という方針で、私もそれに賛同していたので、勉強面は全く期待していなかったのだが、ルナは何と、アルファベットの文字とその音の関係が少しずつ分かって来たようなのだ。ひらがなと違って、アルファベットは、その文字が書けるからと言って単語がすぐに書けるようになるわけではなく、文字と音の関係が分からないと書けない。たとえば、ひらがなでは、「さ」と「か」と「な」が書けるようになれば、「さかな」と書けるのだが、アルファベットの場合、「f(エフ)」「i(アイ)」「s(エス)」「h(エイチ)」が書けてもfishとはすぐに書けるようにならない。f=フッ、I=イッ、sh=シュッという音が分かって初めて書けるようになるのである。まず、文字を覚える苦労があり(といっても26文字だけですけどね)、その次に文字と音の関係のパターンを覚えるという苦労があるのである。 で、ルナの今の段階は、たとえば、ジェリービーンズ(jelly beansというお菓子)を「jlbnz」と書く。当たらずも遠からず。 ちなみに、このジェリービーンズは、"Author's Day"と言って、子供が自分でお話を作って発表するという取り組みの中でルナが作ったお話で、先生がルナの話を代筆したところによると「ママが食べていいと言ったので、ジェリービーンズを食べました」と言う内容だった。家庭丸見え(笑)。でもジェリービーンズは家では食べたことないんだけどな。 学校で全力投球でイイ子にして家に帰って来るとぷつんと緊張の糸が切れてめちゃくちゃになってしまうというパターンは変わらないのだが、これは来年度は少しはマシになってくれるのだろうか? アメリカの学校では、来年度のキンダーガーテンが日本の小学1年生のように大きな節目の年なのだが、ルナは1年前の学年からこの小学校に入ったことで、学校自体にも慣れているし、来年度は2クラスあるのだが、どっちの先生も知っているし(恐らく先生の方もルナのことをご存知だろうし)、気分的にとても楽なのは良かった。 さあ、いよいよ夏休みだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.29 08:44:01
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