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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2010.03.09
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ルナの学校ではレクシアという教材を使って英語(国語)の読み書きを教えている。

2週間ごとにPopcorn wordsまたはsight wordsと呼ばれる頻出単語が2~3つずつ紹介される。
今のところ出てきたのは、I, a, the, have, is, little, am, the, to, we, like, my, for, he など、日本の中学英語でもおなじみのものばかり。
この他に子音や母音のパターンが1~2つずつ、やはり紹介される。
そして、この単語と子音で構成された単純な文を含む冊子のようなものが毎週配られる。
たとえば、ある週の子音がk/(クッ)という音だとすると、
I have a cap.
The cap is my cap.
I like my cap.
We like the caps.
という文が、それぞれ挿絵入りで載っていて、"cap(s)"という単語が新しいだけで、あとはPopcorn wordsを覚えていれば、読める仕組みになっている。
非常に体系的。

このパターンを昨年の9月の新学期から始めて約半年になるルナ。
Popcorn wordsもかなり増えて来たこともあってか、最近になって急に、簡単な絵本なら確実に読めるようになって来た。
特に、Dr. Seussの絵本シリーズ。
Dr. Seussとは、つば付きの背高帽をかぶったひょろ長い白猫のキャラクターで、子供時代をアメリカで過ごした人なら誰でも知っていて、実写版で映画化もされている。
短くて繰り返しの多い、言葉遊びのような文がずらずらと並んでいるのが特徴で、私のように、英語は中学生から日本でフツーに始めました、しかも、翻訳が仕事なのですぐに訳そうとしてしまうんです、という理詰めで英語を理解しようとするアタマには面白さがイマイチ分からず、今まで全然アタマに入って来なかった。
言ってみれば谷川俊太郎が子供向けに書いた詩みたいな感じなのである。

しかし、これがルナのように読むことを覚え始めた年齢の子供には非常に適しているのである。
特に、先ほどルナが寝る前に読んでいたDr. Seussは、popcorn wordsと短い単語のオンパレードで、ルナはほとんど親の助けを借りずに読むことが出来ていた。

ビックリするほど地道だけれど、確実に「読む」力を身につけられるようなカリキュラム。
恐るべし。





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最終更新日  2014.10.15 12:52:53



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