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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2010.08.31
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カテゴリ:帰国子女
Facebookに登録してから昔の知り合いを探索するのが
半ば趣味になっているが、最近、おふらんすで行った
サマーキャンプのスタッフを見つけた。

以前にも書いたが、(少なくとも30年前の)おふらんすの子供は
長い夏休みの間、1か月間ほど親元を離れて泊りがけのキャンプに
ぶちこまれる行く。
そういったキャンプには、大学生のアルバイトと思われる
若いお兄さんお姉さんたちがスタッフとして働いていて、
思いっきり一緒に遊んでくれるのだが、私はその中の
ドミニクというお姉さんをとても慕うようになり、
キャンプの後も家に遊びに行かせてもらったり、手紙のやりとりなどを
したものだった。

まあ、それも私が日本に永久帰国したりで次第にすっかり
音信普通になってしまったのだが、30年経った今になって
ふと彼女のことを思い出し、Facebookで名前を検索してみたところ、
一人の女性がヒットした。写真も何となく面影があるので、
思い切って
「30年ほど前にスイスとの国境の村のコロニー・ド・バカンス
(サマーキャンプのこと)にいた日本人の女の子がいましたが、
それが私です。覚えていますか」
といったメッセージを送ったら、どんぴしゃり。
やはり本人だったのである。

ドミニクは非常に驚いて、周りの人に話しまくったらしい。
この、お世話をする仕事はアニマトリスといわれる職業なのだが、
今はやはり老人ホームで同じような仕事をしているとのこと。
きっと天職なのですね。
フランスの小さな町に住んでいて、その田舎暮らしが気に入っているとのこと。

コロニーにいた頃は随分お姉さんだと思っていたけれど、
実際は10歳しか離れていないことも分かった。
私が9歳で彼女が19歳だったら納得なんだけどね。
それを言ったら、彼女にとっても、私や、その年に一緒に行った
日本人の子達はいつまでもMes petites Japonaises (私のちっちゃな日本の
女の子達)なんだそうで。

本当に便利な世の中になったものだ。






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最終更新日  2014.10.15 12:35:06



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