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2011.11.11
カテゴリ：育児
自宅で花のレッスンをする時はいつも6人掛け用の折りたたみテーブルをセッティングするのだが、そうすると必ずと言っていいほど子供達がシーツだのテーブルクロスだの毛布だのを総動員させて篭城を造り、立て篭もってしまう。挙句の果てにはその中で寝てしまったりするので、子供達が寝てからその部屋の掃除をしようなどという計画はもろくも崩れ去り、当日の朝、レッスンの1時間前に慌てて片づけをすることになる。
でも、こういうの、きっと楽しいんだろうなあ、と思う。私も押入れだとかダンボールの中だとか、そういうの、楽しかったもんなあ。普段は喧嘩ばかりしている姉弟たちも、このときは二人でいつまでもこしょこしょと仲良く遊んでいる。 そんなせせこましい場所に入りきらなくなる身長になると共に、きっとこんなことへの興味は薄れて別のところに興味は移って行くのだろう。いったいこれがオトナになった時に、どんな形で糧となるのかは分からないけど、こうやって、ある特定の期間、ある特定のものに夢中になるということはとても大切なことなんだろうなあ、と、いつまでも片付くことなくごちゃごちゃしている部屋を受け入れようと自分に言い聞かせる。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2014.10.15 12:01:01
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