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カテゴリ:育児_現地校・プリスクール
「用語の説明』
BPS(Boston Public Schools):ボストン市公立校区 又は ボストン市教育委員会 AWC(Advanced Work Class):BPSにある4年生から6年生向けの進学クラス そして進学クラスAWCの4年生の新学期。 新しい学校、そして新しいクラスには問題なく溶け込んだ娘だったが、大量のAWCの宿題にはなかなか馴れず、付き合う親も非常に大変な思いをした。4年生で毎日最低でも2時間分の量、しかも土日も同じ量が出る。 AWCの授業内容については、受験テクニック、というよりは、Exam Schoolでついて行けるような学力をつけるために、普通クラスに比べて高度かつ多岐にわたる内容を学ぶ、という印象を受けたが、とにかくこの2年間、娘は本当に頑張ったと思う。特に、国語(英語)の書く能力は飛躍的に伸びた。また、この学校を今年の6月に卒業し、同じ市内の中学校の6年生のAWCクラスに進学した際は、逆にラクに思えるようになったらしく、これまでと同じような量の宿題を毎日与えられているにも関わらず、泣いたり(笑)パニックになったりもせずにこなせるようになった。 こうして去る11月、娘はExam Schoolsの受験を迎えた。 試験は算数と国語(英語)のみで、全問マークシート方式。夏休みから新学期が始まって試験直前の土曜日の午前中は、この試験対策クラスも休まず受講し、4年生から一緒に頑張って来た同じクラスのお友達と励まし合って準備万端で迎えたはずの受験だったが。 試験が終わって迎えに行くと、娘は時間が間に合わなくて全問回答が出来なかったと言うのである。 試験対策の特別クラスでは当然、時間配分のような受験テクニックについてもやっているようだったので、試験官から「あと5分です」と言われた時にまだ出来ていなかったら、残りの問題をとにかく終わらせるということも出来たのに、それをやらなかったとは。 でも、試験が思うように出来なくて、人目もかまわず道端でわんわん泣いて打ちひしがれている娘を見たら何も言えず、付添いの夫と共に抱きしめて慰めるしかなかった。 ただ、まだまだそこは6年生、その週末はさすがに落ち込んでいたが、週が開けて学校に行ってお友達と再会してからは気持ちも落ち着いたようで、その後は日常の生活を続けながら親子共に3月の合格発表を待っているところである。 でも、試験が思うように上手く行かなかった今、3月にExam Schoolsのどこにも合格しない可能性が出て来た。娘は今の中学校に残ることは出来るのだが、残りたくないと言う。この中学校にはAWCの6年生を終えるために便宜上通っているだけで、学校自体は好きではないと言うのだ。私も、「どうせ1年しかいないし」という気持ちで関わっているせいもあるとは思うのだが、どうも学校の様子が見えて来ず、何よりも娘が嫌だと言っている気持ちを無視するわけには行かない。学校に行きたくない、という子供の姿を見るのは親にとって何よりも辛いことである。 というわけで、現在の中学校に7、8年生と通うことも選択肢として残しつつ、受験校に合格しなかった場合のために、7年生からの転校先を模索することになった。ちょうど、学校見学会が始まり、出願期間が始まる年明けが控えている時期でもある。3月までの合格発表を待ってから動いたのでは、すでに他の学校の出願期間は終わってしまっている。後悔しないために、今から親子共々行動を開始することにした。 「その4:「イイ」学校ってどんな学校?」に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.12.30 09:27:09
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