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テーマ:今日の出来事(291398)
カテゴリ:社会・事件
「新卒社員に入社時から賃金格差を設ける」
少し前からチラホラと耳にしていましたが、これにかんしてニュース記事が出ていました。 経団連が打ち出す方策というのは、「安く労働者を使う」という大目的のためなので、こういう制度(えさ)が導入されても評価されていい思いを出来るのはごくごくごくごく一部だということは、記事に書かれている「適用者50人中2名」の記述でも分かるとおり。 (例えば法科大学院制度も、そもそもは企業が安く弁護士を使いたいという欲求のために設けられたものです。でも学生の側には負担増です。これまでの試験では受からないレベルの人も受かるようになりましたが、いずれ歯科医のようになりそう?) 大学時代の専攻がそのまま仕事に直結しているような人にはいい制度かもしれません。ただ、「大学の成績」で云々ってのは気になりますね。学部間でも成績には評価差があるし、学校間で格差があるのは言うまでもないでしょう。 ちなみに、アメリカでは卒業した大学ごとに初任給に差があるそうです。 名門=学費が高いので、奨学金制度を発達させたり優先枠を設けて、親の所得が低い学生やマイノリティにも機会の平等を保障しようとしているようです。 日本もまず「機会の平等」から考えたほうがいいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 27, 2007 11:18:01 PM
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