あまり眠れないまま午前6時前起床。ロビーでWiiのワイヤレス接続ができることを知り、朝食前にメールなどのチェックを行う。
朝食は、パン2種類、ハム数種類、チーズ数種類、サラダ、りんご、いつつくったのだかわからない麺利料理、ゆでたソーセージ、コーヒー、ホットチョコレート、お茶、蜂蜜、ジャム、バター、シリアル数種、ヨーグルトのブッフェ。パンが安物だし、全体的に安っぽくて美味しくはない。・・・ユースホステルにしてはましかもしれないけれど。
午前10時半ごろから出かけた。ゆっくり食事を摂っていたら遅くなってしまった。
今回は前回の滞在時まったく見に行かなかった旧市街を訪れた。ユースのそばからトラムに乗るが、昨日来たときのルートではなくトラムで観光スポットに向かう。ユースからは#12と#5が利用できる。観光がてら少うし乗ってから地下鉄でムスーテックへ。駅を出ると、出店がたくさんある一角に出た。結構な賑わい。そこから火薬塔、旧市庁舎、ヤン・フス像がある広場に向かう。すごい人出。広場にも出店がたくさん出ていて、週末ということもあってか大混雑していた。教会は入場を結婚式に限定していて、入れなかった。
徒歩でブルタヴァ河のほうに向かう。前回訪れたときは陽光もまぶしく雪どけ水で勢いを増した河の流れが美しかったが、今回は空が曇っていて、河には未だ白鳥の姿が見られ、寒々しい雰囲気。おまけにカレル橋は工事中で橋に足場が設けられており、像の一部が見られなかった。
予定していなかったが、プラハ城、ロレッタ、ストラーホフ寺院まで足を運んだ。前回たくさん写真を撮影したが、今回は望遠レンズを持参しているのでまた別のアングルで写真が撮影できた。惜しむらくは日差し薄暗さ・・・。午後4時半ともなると日本の6時台ぐらいの雰囲気。真っ暗に近い。プラハ城に結構長くいて、それから昨日500コロナも払って買った公共機関の切符を使うべく、いくつかのトラムの終点まで行ってみた。観光も兼ねてのことだけれど、要は暇。街を眺めているだけだからw
前回宿泊したホテルの最寄駅地下鉄B線アンデロで、ホテルに隣接するショッピングモールに立ち寄った。ここにカルフールが入っていたのだけれど、撤退して別の大手スーパーが入っていた。店の使い勝手は以前のほうがよかった。夕食を買おうと思っていたのだけれど、デリ部門が縮小されていたので。
ここで感じたことは、日本は物価が安いかもしれないということ。旧東欧=物価安のイメージは、もう捨てなくてはいけないということ。ショッピングモールの店に並んでいる品(もちろん、高級ブランドなんだろうけれど)の値段を見ると、日本円でもそれなりのお値段。スーパーに並んでいるような日用品も、必ずしも日本が高いわけではない様子。日本のスーパーにあるチリワインがこちらではもっと高い価格で売られていたのには驚いた。手持ちが2500コロナしかないので、買い物はほんの少しだけ。プラムを買ってきたが、甘みが無く不味かった。しかしまぁ、旧東欧で節約を心がけることになろうとは。前回欧州を訪れたとき、チェコはまだ物価が安くて助かった。その当時でもそれ以前を知る友人などはコロナが高いだの、物価が上がっただの言っていたが、現状を見たらなんと言うか。ハンガリーの友人が、所得は上がらないのにユーロ導入準備の影響で物価がどんどん上がると言っていたけれど、チェコも同じ道を辿っているのかな。
宿泊しているユースの一階にバーがあるので、メニューの値段を見てみた。簡単な料理が250コロナ。朝食の水準から察するに、美味しくはないと思う。ユースの周りにビアホールやレストランがないか見てみたが、ない。店どころか周辺に人通りがない。たぶんここは完全な住宅地。自分の声が建物にこだまして返ってきそうな雰囲気。このユースは個室という以外にいい点がない。
アンデロに立ち寄って、つくづく前回はよかったと感じた。