広報に挟まっていた1枚のチラシ
長崎市の平成20年の「婚姻」件数は……2,387組「離婚」件数は……803組(平成20年人口動態統計による)全国の平成19年の「婚姻」件数は……719,822組「離婚」件数は……254,832組(平成19年人口動態統計による)そして、全国の場合、2分4秒に1組が離婚しているのだそうだ。で、「この数字をどう考えますか?」と結んである。婚姻した2,387組のうち803組が離婚したわけではないので、特に何も感じない。パーセンテージを出しても意味がないだろう。裏面は「『熟年離婚』が増えています。お互いを思いやろう」という趣旨のアドバイス。これは熟年の人が作ったチラシなのだろうか。不惑を越えた相手を変えようとするのは無理がありますぜ。「新婚時にきちんと相手をしつけなかった私が悪い」と考え直すところから解決策を探っていくほうが早いかもしれない。その前にアドバイスなんて大きなお世話だと怒号が飛ぶか、無視されるか。熟年夫婦の皆さん、このようなチラシをどう考えますか?