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カテゴリ:保険の話
前回、講演会での記事を書きました。 →→→
私はこの話を聴き、自分の仕事に対する使命感が、よりかき立てられました。 講演中、高萩さんは、ものすごく衝撃的なことを告白されていました。 彼は、身障者や高齢者を対象にした旅行代理店を営まれていることは、前にも書きました。 夏のある日、重度の障害をもった子供さんが参加した旅行の帰り際、近くで花火が上がったそうです。 その子は、「今度は花火を見に行きたい」と言ったそうです。 それを聞いた高萩さんは、「じゃぁ、今度は花火の見られる旅行へ行こう」と。 そして数ヶ月がたった10月のある日、彼の事務所に一通の手紙が届きました。 花火を見たいと言っていた子供のお母さんからです。 内容は、お子さんが亡くなられたとのこと。 「また来年にしましょう」 「いつか、行けるといいですね」 そこには、何の根拠もなく「明日も元気であることが当然」だと思っている自分がおり、花火旅行の企画は、また来年にでもと考えていたそうです。 あまりのショックで、この仕事を辞めようとさえ思った彼は、このことで、「明日の健康が約束された人はいない」ことを教わったそうです。 私はこのお話を聴いて、何ともいえぬ非痛感が込み上げ、目頭が熱くなってしまいました。 多く人は、「明日も元気であることが当然」と、普段から何の疑いもなくそう思っていることでしょう。 私はといえば、やはりそう感じていました。 しかし、そこには、何の根拠もないわけです。 もしかしたら、明日事故に遭うかもしれない… 私は「保険」という目に見えない商品を扱っています。 この保険というものは大変くせもので、いたって健康であるときに、万が一の際の手当てしておかなければいけません。 健康であればあるほど、元気であることが当然と考えるでしょう。 「自分が健康を損なう」、「明日事故に遭うかしれない」など、とてもイメージできるものではないと思います。 しかし、先ほど述べたように、そこには「何の根拠もない」のです。 また人生は無限ではなく、有限なのです。 この話を聴いた後、もっと多くの人に、そしてより早く、自分の仕事に対する、信念・使命・想いをお伝えしなければと感じたしだいです。 “また今度にしておこう・・・” などと先延ばししないように。 これこそ、万が一の時には、手遅れになってしまいますから。 「後悔先に立たず」・・・ こんなことがないよう、志を高くもって邁進して行こうと、改めて肝に銘じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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